『聴講コース 臨床研究者のための生物統計学 仮説検定とP値の誤解』佐藤 俊哉
佐藤 俊哉. 聴講コース 臨床研究者のための生物統計学 仮説検定とP値の誤解. 2017-10-19, https://youtu.be/vz9cZnB1d1c?si=S9w5FnnxyyqVMo9j https://youtu.be/vz9cZnB1d1c?si=S9w5FnnxyyqVMo9j
EUCLID試験
調べたい仮説
チカグレロルの心血管イベント予防効果はクロビドグレルを上回る
検定したい仮説
チカグレロルの心血管イベント予防効果はクロビドグレルと同程度
Cox回帰
有意水準、αレベル
有意水準は、検定において帰無仮説を設定したときにその帰無仮説を棄却する基準となる確率のことです。(アルファ)で表され、5%(0.05)や1%(0.01)といった値がよく使われます。有意水準は検定を行う前に設定しておきます。
P値はデータと特定の統計モデルが矛盾する程度を示す指標の一つ
P値は、調べている仮説が正しい確率や、データが偶然のみで得られた確率を測るものではない
科学的な結論や、ビジネス、政策における決定は、P値がある値を超えたかどうかにのみ基づくべきではない
P値や統計的有意性は、効果の大きさや結果の重要性を意味しない
P値は、それだけで統計モデルや仮説に関するエビデンスの、良い指標とはならない
信頼区間、ハザード比
95%信頼区間: 仮説とデータが矛盾しない範囲
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